今年の夏も暑い・・・
デグーになにか暑さ対策しなければいけないな。
でもどうしたらいいんだろう。
7歳のデグーを飼育しているわたしがこんな疑問にお答えします。
- デグーの暑さ対策に必要な知識
- 基本的にエアコンのみでOK
- デグーをよく観察することが大事
【結論】暑さ対策はエアコンのみでOK
現在7歳のデグーを飼っていますが、快適に暑さ対策できるのはエアコンだと思っています。
そもそもデグーの体には汗腺がありません。
汗をかかない動物です。
人間は暑いと汗をかいて体温を調節しますよね。
半袖をきたり、アイスを食べたりして体温を下げます。
でもデグーは汗をかけないので、部屋の中を涼しくしてあげる必要があります。
扇風機などの送風では、温度が下がらないので意味がありません。
ちなみに適温は20〜25℃、湿度は60%くらいまでがベストかなと思います。
(※個体差はあります)
エアコンなしは無謀
もともとデグーの生息地では、夏は気温が高くなります。
暑さが苦手なので昼間の暑いときは活動しないで、地下の巣穴の中で休んでいます。
涼しくなった頃にむくむくと出てきて活動します。
人間でも地下室とかって涼しいですよね。
一方、人間の飼育下でケージの中でデグー自ら涼しい場所を作ったり、探したりするのはどうでしょう。
まず不可能ですよね。
汗をかいて体温調節もできないし、ケージの中で涼しいところに避難することもできない。
そうすると熱中症になり、場合によっては悲しいことになりかねません。
日本は毎年のように夏の最高気温を更新しているので、人間もエアコンをつけないと命の危険があります。
でもエアコンでデグーの適温にしていたら、人間も快適です。
人間もデグーも同じ部屋で快適に過ごせてお互いハッピーでラブアンドピースです。
【野生の動物たちは暑さにうまく対応しているのがわかる記事です】
ひんやりグッズじゃだめなの? ▶エアコンと併用ならあり
ペットショップでは夏になるとひんやりグッズがたくさん登場します。
わたしもこれまでいろんなひんやりグッズを試してきました。
でも飼い主の思いは届かず、うちのデグーは何一つ使ってくれませんでした。
使うデグーもいるかもしれませんが、ほとんどは「デグーのために買ってみたけど結局使わなかった・・・」という飼い主さんが多いみたいです。
そもそも日本の暑さに対して、ひんやりグッズだけでは乗り越えるのはかなり難しいです。
仮に人間が夏にもこもこのパジャマをきて、冷たい大理石の上に乗ってもめっちゃ暑いですよね。
デグーももこもこの毛皮を着ているので暑いんです。
なので体に冷たいものを当てて体温を下げるよりも、空気自体の温度を下げたほうが効率がいいです。
それでもグッズを使うなら
【エアコン+ひんやりグッズ】がいいかなと思います。
夏もケージのレイアウトはそのまま
まずエアコンは必須です。
24時間つけっぱなしにしておきます。
温度は24.5℃で湿度は55%に設定しています。
他にも、
- 寝床は1年中もこもこ素材
- ペットヒーターも1年中つけておく
- あたたかい寝床と涼しい寝床を両方用意する
こうすることで、デグーも自分で調節することができます。
時折、寒くないか暑くないかデグーの様子を確認して
かわいいのでおやつもたまにあげます。
人間も涼しいところで毛布にくるまりながらお昼寝は最高です。
エアコンの電気代は思うより高くない
つけっぱなしだと電気代が気になる・・・
わたしもそうでした。
でもよく調べて見ると、つけたり消したりするほうが電気代ってかかるんです。
エアコンはつけるときに一番電力がかかるので、それをつけたりけしたりしていると電気代がかかる、というわけです。
実際、我が家は夏に24時間つけっぱなしでも電気代が¥8000以上かかったことがありません。
猛暑が続いてもこれくらいです。
一方、夫の実家ではエアコンを付けたり消したりしているので、夏の電気代は¥10000以上するらしいです。
もちろんエアコンの性能にもよるかもしれませんが・・・
でもそう考えたら安くて効率的だし、家で過ごす人間たちにもメリットがありますよね。
【まとめ】デグーの暑さ対策はエアコンで快適に
日本の夏は人間でも大変です。
毎年熱中症で死者が出るくらいです。
でも小さな毛皮をかぶったデグーはもっと大変です。
エアコンはどの家にも1台は必ずあると思います。
いろんなグッズで試行錯誤する前にエアコンのスイッチを押してください。
グッズをたくさん買うより、24時間エアコンを付けたほうが確実でコスパがいいですよ。