こんにちは、6年で4回引っ越ししている転勤族妻のエリです。
春になり桜がきれいな季節になりましたが、転勤族妻のみなさんはお元気ですか?
4月はたくさんの会社が新年度を迎えるので、
最近まで転勤の準備やらで忙しかった人も多いのではないでしょうか。
転勤生活に疲れた当時の私は、精神科に行って診察を受けましたが
うつ病になる手前の段階という診断でした。
症状が重くなる前に相談したのがよかったと思います。
そこで今回はそんな転勤族妻のわたしが
これらをご紹介します。
あくまでも私の症状です。
転勤族妻はうつになりやすい
Googleで検索しても 「 転勤族妻 うつ 」のキーワードはいつも上位。
それだけみんな私と同じ悩みをかかえているんだ、と思いました。
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そしてわたしがうつになりかけた当時を振り返って原因を考えてみました。
- 仕事(当時、病院の総務課で働いていました)のストレス
- 夫へのストレス
- どんよりとした気候
- 娯楽がイオンで買い物か温泉しかないこと
仕事のストレス
家から近い病院で働いていました。
1年契約だったので任期が終わったら退職するという後腐れない雇用関係でした。
初めは気が楽でした。
それほど大事な仕事をふられるわけでもないし、必ず定時で帰宅。
でも、このやりがいのない、いてもいなくてもいいようなお飾りな仕事にだんだん嫌気がさしてくるようになりました。
本当はいろいろできるのに・・・
転勤族じゃなければ働く期間とかまわりにあまり迷惑のかからない仕事を選ぶこともなかった・・・
たぶん当時、承認欲求が強かったのだと思います。
- 仲のいい知り合いもいない
- 誰も自分を気遣ってくれない
- 自分がいなくなったって誰も困らない
ずっとつらい、苦しいと思っていました。
夫へのストレス
当時、夫は仕事仲間と飲みにいくことがよくありました。
人付き合いも大事なので、そこは前から理解していたのですが週2〜3回も飲みにいくことが増えました。
私は仕事から帰ってきて献立を決めて夜ご飯を作るのですが
作り終わった頃に電話で
今日は飲んでくるからごはんはいらない
こう言われるわけです。
腹が立ちますよね。
仕事から帰ってきてご飯を作るのは大変です。
仕事で疲れてるしメニューも考えないといけないし。
そして飲み会で毎回1万円以上使っていたので、それに対してもイライラしていました。
どんよりとした気候
当時、北東北に住んでいました。
冬はほぼ晴れず、さらに鬱々とした気分になりました。
雪も多く降ったので、外には出ませんでした。(出れないに近い)
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人は太陽の光を浴びないとどんどんふさぎ込むようになりますが、本当にそのとおりでした。
毎日雪かきをしなければ車を出せないし、防寒用の長靴やスコップを購入することも嫌でした。
関東に転勤してからは全く使わないので処分しました。
娯楽と言えば「 イオン 」か「 温泉 」
週末になるとイオンは大混雑で、周辺の道路は「 イオン渋滞 」でした。
買い物できるところがイオンしかありませんでした。
近くに住んでいたのでちょくちょく行っていましたが
代わり映えのないお店でだんだん飽きていきました(イオンが悪いわけではないです)
そして職場の人たちはこぞって温泉がおすすめだから行くといいよ、と言います。
確かに温泉がたくさんありましたが(草津や熱海温泉ほど有名ではない)
当時20代前半だったので、そこまで温泉に興味はありませんでした。
そしてお湯に長く浸かるのも苦手なタイプ。
なにか鬱々とした気分を晴らせるような趣味をみつけようと
近所にあった三味線教室に通うか考えたり
同じ転勤族の友人を探そうとネットで調べたこともありました。
結果どれもうまくいきませんでした・・・
うつになる前の症状
これらの原因から、常にネガティブに考えることが普通になりました。
- 忘れやすくなる
- すぐ涙が出てくる
- なにをしようとしていたか分からなくなる
忘れやすくなる
頭がぼーっとしているので忘れやすくなりました。
当時、スーパーで買物をし終わったあと、カートのフックに財布が入った手提げを忘れてきてしまいました。
それも2回(笑)
1回目は自宅に帰ってきて慌てて電話をかけて、受け取ることができました。
2回目は買い物のカートを戻し、帰ろうとしたところを他のお客さんに声を掛けてもらい
忘れて帰ることはありませんでした。感謝
買い物した食材はちゃんと持って帰るのに、大事なかばんは置き去り・・・
そして家でも、ぼーっとしていることが増えました。
毎朝、ペットのデグーにおやつをあげてから出勤していたのですが
ケージの扉を開けておやつをあげて、そのまま閉めずに出勤。
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たまたまその日はわたしより遅く出勤の夫が気づいてケージに帰らせてくれたようですが
やってしまった・・・
でも全然記憶になくて、自分でも少しやばいな・・・と感じました。
すぐ涙が出てくる
特に職場で出そうになることが多かったです。
止まらなそうなときはトイレに駆け込み、少しスッキリさせました。
家では誰もいないのでふとした瞬間やドラマでの感動シーンはよく号泣していました。
「泣いて」という言われればいつでも泣くことができたと思います。
なにをしようとしていたか全くわからなくなる
普通に生活していて、「 あれっ?なにしようと思ったんだっけ? 」レベルではなく
なにかの料理をしようと、冷蔵庫から食材を出したけど
なにを作るのか全く思い出せませんでした。
しかも、
自分は本当に料理をしようと思ってたのか・・・?
こう思うこともありました。
いまだから思うこと
まずは、
ストレスを感じていることから逃げること
これに尽きると思います。
ただでさえ転勤族の私達はストレスが多い生活をしなければならないことが多いのに
さらに重いストレスはうつ病を発症しやすくします。
転勤族ということから逃げることは簡単にはできませんが
いま自分が抱えているストレスから逃げてみてはいかがでしょうか?
私は仕事が大きなストレスだったので、辞めてからかなり気持ちがスッキリしました。
ちなみにささいなことでいうと、
タオルを畳むというストレスから逃げて、畳まずにボックスに放り込むスタイルを確立しました。
毎日使うのに畳むの面倒だし、ストレスだったのでやめました。
つらいことも結構あったので、
気楽に転勤生活楽しみましょう。
なんて気軽には言えないタイプの転勤族妻です。
でも、状況を変えてくれるのは夫や友人ではないと思います。
つらいですが自分で考えて行動してみましょう。
どうしても無理なときはGoogleで評価の高いお医者さんのところへ行きましょう。
無理はしないでくださいね。