指先やかかとの皮膚をむしってしまう
痛いけどやめられないんだよね
これって病気?
こんな疑問にお答えします。
✔️この記事の内容
- 皮膚むしり症について
- わたしのむしり場所:指先+かかと
- ケア方法
- 専門医に診察してもらうことも選択肢に
最近、タレントの有村藍里さんが『皮膚むしり症』を公表したことが話題になりました。
皮膚むしり症と言います。無意識にむしり取ってしまいます。もちろん出血もしますし、指先がずっとズキズキ痛いし、見た目もよろしくないので、やめたいのにやめられない…💭同じ癖を持つ人がたくさんいることを知りました。一緒に治していこう🌷 https://t.co/EekH5O2TaI
— 有村藍里 (@arimuraairi) June 8, 2021
これには
「わたしも同じ症状です」
「やめたくてもやめられない・・・」
たくさんの反応がありました。
わたしも有村さんと同じ「皮膚むしり症」に小さい頃から悩んでいました。
自分では単なるクセとしか思っていませんでしたが
現在ではれっきとした病気として認知されてきています。
【皮膚むしり症:指先】小さい頃から皮膚をむしっていた私の体験談と対処法【病気に分類】
皮膚むしり症は強迫性障害
頭の中にうかぶ考えやイメージにとらわれてしまい、それを払しょくするための行為をとめられない病気
引用:武蔵小杉こころみクリニック
皮膚むしり症でいうところの
むしることはいけないことだとわかっていてもささくれが気になってむしり続ける。
痛くなったり見栄えが悪くなることは自分でも理解しているはずなのに無心でやり続ける。
この症状は強迫性障害の一つと考えられていて、男性より女性に多いと言われています。
原因
- 遺伝要因
- 環境要因
幼少期などに発症した場合は遺伝による影響が強いそうです。
しかし、必ずしも両親が強迫性障害の要素を持っていたからといって発症するわけではなく
そこに環境要因が加わることで発症するものだと考えられています。
- その人の性格(神経質、几帳面、こだわりが強い)
- 何らかのストレス(虐待やトラウマ、日々のストレスなど)
『 間違いなくこれが原因だ 』
こう特定できず、いろんな要因から皮膚むしり症は発症します。
【経験談】血が出るまでむしることが日常
わたしのむしり行為は10歳くらいからです。
授業中は退屈なので指先をよくいじっていました。
ささくれができるとその部分をきっかけにどんどんむしる範囲を広めていって
大きくむしれた皮膚をながめて『すご〜い』と感動していました。
大きなカサブタが取れた時の感覚に似ています。
もちろん何回も血が出ることもあり
痛いので次はやらないようにしようと思っていても何度も繰り返していました。
大人になってからもむしる
これはクセだと思いながら
自分を傷つけているということは、これって自傷行為?
当時、いろいろ調べてみても病気とはされていなくて
でもSNSをみると同じ症状の人はたくさんいる印象でした。
よくない行為とは理解していたので指先にネイルオイルを塗ったり
絆創膏を貼ったり予防やケアをしてきました。
いろいろ試した中で、いまでもこのネイルオイルは欠かせません。
少し高いけどわたしは毎日使っています。
寝る前に塗れば、小さいささくれならすぐ良くなります。
なのでむしるきっかけを減らすことができるんです。
おすすめです。
【かかとの写真あり】指先からかかとへシフト
これまでずっと指先をむしっていましたが
最近ちょっとしたきっかけでかかとをむしることが増えました。
たまたまかかとを触ったときに小さなささくれがあったんですよね。
むしってしまったらあれよあれよとむしり続けてしまいました。
以下、かかとの写真をのせるので苦手な方はサクッと飛ばしてください。
※お目汚しすみません。
かかとをまるっとむしってしまって
素足だと歩くのがつらい状態です。
靴下を履けばなんとか普通に歩ける・・・
【 感じたこと 】
- 歩くときに痛い
- 体重がかかとにかけられない
- 寝ているときもジンジンする
歩くときって意外とかかとの皮膚が動くのでつっぱって痛いです。
体重もかかるので痛くて歩きにくい。
指先の何倍も痛いし、生活に支障が出るレベルでした。
でもやめたくてもなかなかやめられない・・・
【 対策 】
- こってりクリームを塗る
- 絆創膏を貼ってから靴下を履く
かかとは指先と違って目につきにくいので、むしる頻度は少ないですが
範囲が広いので一気にむしってしまうこともあります。
ふとしたときに、かかとのザラザラを触ってしまうと
どんどんむしりたい欲求が出てきちゃうんですよね・・・。
でもとにかく保湿をすればいくらか欲求もマシになるので
クリームを多めに塗るようにしています。
かかとは指先よりも乾燥しやすいのでこってりクリームがおすすめです。
ニベアは手に入れやすいし、かかとにも惜しみなく使えます。
コスパもいいので◎
病院で相談することも一つの方法
結局繰り返してしまうけど、病院にいくほどではないんだよね
わたしは長年、皮膚むしり症に悩んでいました。
これまで指先以外をむしることはなかったのですが
最近かかとの広い範囲もむしってしまいました。
一度むしると、「ここはむしれる部分だ」と認識してしまって
自分でも無意識に手が伸びてしまいます。
これって結構こわいことですよね。
小さい頃からはじまり、いまでも症状はありますが
生活に支障はないから大丈夫とわたしも思っていました。
しかし今回かかとをむしってしまい、あまりの痛さに歩けないほどに。
さすがに専門機関に相談しようか検討しているところです。
以前のわたしのように
「これ以上むしったらダメだと、自分でコントロールできる」
こんな人はうまくケアをしながら付き合っていけばいいと個人的には思います。
しかし、今回のわたしのように
- むしる場所が増えた
- 生活に支障が出るレベル
こんな場合は一度、専門機関に相談してみてもいいかもしれません。
【まとめ】かかとは想像以上に痛かった、やめるには専門機関へ
痛さは指先の5倍。
そして歩けない、痛くて歩きにくいことはこんなにも不便なのかと感じました。
でもそんな思いをしながらたまにむしりむしり・・・・
今もかかとに手が伸びてしまいます。
悩んでいる人は専門機関に相談してみませんか?
いまは病気として認知されてきているので、治療が受けられる病院が増えてきています。
一緒にきれいな皮膚を目指しましょう。
【皮膚むしり症:指先】小さい頃から皮膚をむしっていた私の体験談と対処法【病気に分類】
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