美容部員のバイトは大変!?元美容部員が話します

美容
エリブログ
この記事を書いた人
エリ

元美容部員の転勤族妻
7年で5回の引越し=かなり消耗気味
夫婦2人暮らし

買ってよかったものや誰かの役に立てばいいな、ということをたまに書いています。

エリをフォローする



こんにちは、エリです。

今回は【 美容部員のアルバイトは大変なのか!? 】 ということを

お話ししていきたいと思います。






私は学生時代から化粧品専門店でアルバイトを2年ほどした後、

美容部員へと就職しました。

退職した後も、アルバイトとして大手化粧品メーカーで働いた経験があります。

この経験をもとに、美容部員のアルバイトについてメリットを

お話していくのでぜひチェックしてみてください。

 



美容部員とは

 

まず、美容部員とはどんな職業か簡単に説明していきたいと思います。

メーカーによっては【 ビューティアドバイザー 】や 【 ビューティコンシェルジュ 】など

呼ばれ方はさまざまあります。

主に、化粧品販売がメインですが、在庫や売上の管理なども業務に含まれます。

そして、お客さんの悩みを聞いて商品を紹介したり、実際にタッチアップをしたり。

メーカーによって違うところもあると思いますがざっくりこんな感じでしょうか。

 

それでは美容部員のアルバイトのメリットをご紹介していきます。



美容の知識がつく

私が学生の頃、担当していたメーカーにはスキンケア商品もありましたが

主にボディーケア商品が特に人気でした。

研修では、肌の知識よりも

「 こういうことを聞かれるのが多いから答えられるように 」

「 こういうときにはこの商品を薦めるといい 」

など、店頭に立ったときのお客さん対応を教えられました。

加えて、全ての商品の特徴をレクチャーしてもらいました。

覚えることがたくさんでヒィヒィ言っていた記憶があります。



 

実践あるのみ

はじめの頃は、頭では覚えていても、実際の接客の場面となると言葉が出てきません。

でも、わからないときは先輩の美容部員に聞いたり、

手が空いているときに商品について詳しく聞いたりしていくうちに

自然と知識がどんどん増えていきました。

 

もっと知識を増やしてお客さんに満足してもらいたい

わからないことはあって当然だと割り切って

先輩に対応を変わってもらうこともありました。

しかし、勉強と接客を繰り返していくうちに

あっという間に成長しました。

しかも私は化粧品専門店の中で働いていたので

自分が所属しているメーカー以外にもたくさんのメーカーがありました。

そこで他の美容部員の人とも仲良くしていたので

美容の知識はもちろん、美容部員が本当におすすめする化粧品もたくさん知ることができました。

美容部員の多くが持っている商品は使ってまちがいなし★

 

色んな商品に出会える

私がいた化粧品専門店はたくさんのメーカーがあったので

新商品が出るたびわくわくしたのを覚えています。

お店も新商品に合わせて飾り付けが変わることも。



 

新しい商品が出るたび、

「 これはデザインが・・・ 」とか

「 これは売れそう! 」など

美容部員のお姉さまたちのやりとりを聞くのも楽しかったです。

どのメーカーも1ヶ月ほどの期間で新商品が発売されるので、

美容の知識はもちろん、流行にも敏感になりました。

 

 

自分があか抜ける

 

これはすごいなぁと思うのですが

田舎娘(わたし)でも、働いていくとどんどん垢抜けていくんですよね。

キレイになっていきます。

美容部員時代に新人の方が入ってきても同じように思いました。

最初は初々しさがあってあどけない感じだけど

少し時間が経てばピカーン!とあか抜けるんです。不思議

【プラダを着た悪魔】に出てくる主人公みたい・・・

もちろん自分の努力(化粧の仕方)もあると思いますが

このためだと思います。

  • 常に見られているという意識
  • 自分がキレイじゃないと商品への説得力がない
  • 周りがきれいな人ばっかりだと影響される
働いてしばらく経った頃、友人たちによくこう言われました。

「 なんか雰囲気変わった!きれいになった! 」

 

自分でも気づかないうちに周りからそんなふうに見えていたことにびっくりしましたが、

環境や意識で雰囲気が変わるものなんだと気づきました。

 

化粧品がもらえる(サンプル)

化粧品を売るには、まず自分が商品のことを知らなければなりません。

 

【 テクスチャーはどんな感じか 】

【 どんな効果があるのか 】など

 

それを伝えるために

サンプルをもらったり、商品の現品(テスター)を借りることもありました。

私は新しい商品が好きだったのでいつも使うのが楽しみでした。

他にも、

「 限定発売の商品が売り切れてしまい、テスター(サンプル)がたくさん余ってしまった」

こんなときはまるっともらえたりしました。

お客さんが試すためのものなのに

商品そのものが全て売り切れてしまったらもう必要ないですよね・・・ありがたい

メーカーによってはテスターを返送することもあるみたいです
私のところは結構ゆるめな感じだったので、お店によって違うとは思いますが・・・



化粧品が安く買える

当時は全ての商品を2割引で購入できました。

¥5500 → ¥4400で買えます。

¥1100引きですね。

正直、当時はもっと安く買えないのかなぁと思っていましたが

定価で買うよりはましと思い、アルバイト代で買うこともありました。

美容部員として就業する場所(百貨店や薬局など)で値引きされる金額が違うみたいです。

いまはどんな感じなのわかりませんが・・・

 

 

働く大変さが分かる

 

学生時代に社会で働いている人たちと触れ合うことはとてもいい経験になりました。

前述のとおり、比較的規模も大きく、たくさんのメーカーが入っている化粧品専門店だったので

色んな方とお話をし、一緒に仕事をすることができました。

【 美容部員の大変さ 】

【 所属メーカーに対する不満(笑)】

いろんな話をしました。

これまでラーメン屋さんでしかアルバイトをしたことがなかったので(笑)

実際に会社に所属して働くとはどういうことなのかを

間近で見て知ることで、働くことの大変さや厳しさを学生のときに学んだような気がします。

 

  • いつの間にか出勤してこなくなった人
  • 女社会できついからと辞めた人
  • 体力的につらく、華やかなイメージとは違ったから辞めた人

 

アルバイト生活の2年間で辞めていく人たちを何人も見ました。

外から見たらキラキラしていて華やかでも

仕事だから大変なことはもちろんある。

でもみんな美容のことが好きで、お客さんが喜んでくれると嬉しくて

「 今日も頑張ろう 」と店頭に立っているんだなぁ

働くことは大変だけど、大変なことだけじゃない、当時そう思っていました。



 

女社会に慣れる

美容部員のほとんどは女性です。

はい、女社会です。

男性の方もたまーにいるようですが見かけたことはありません

海外はたくさんいますね、ハワイのMACの美容部員さんは全員男性でした



当時、学生だったので全員が年上の女性でした。

美容部員は怖いイメージをもっていましたが、優しい人ばかりで

今となれば女性が多い職場のほうが居心地がいいとすら感じています。

慣れてしまいました(笑)

基本美容部員は話を聞くことが上手なので

仕事で困ったことの相談や個人的な相談をすることもありました。

仕事だけのつながりだけではなく、仕事以外のことを相談できる人がいたことは

ものすごくありがたかった記憶があります。

 

退職後、事務の仕事をしていましたが

男性が多い職場に慣れず逆に苦労しました・・・

年上の女性と接することには慣れていたけど

年上の男性は波長が合わず、仕事をしていてもしっくりきませんでした(笑)

 

サバサバしている

女社会でも、たまにギスギスすることはありますが

正直どこにでも雰囲気が悪くなるときはありますよね。

でもみんなサバサバしていたし

嫌いな人がいてもしょうがないと思って働いていました。

接客していれば気にしなくて済むし

美容部員はシフト制なので、嫌いな人と一緒になる日もそんなに多くなかったです。

休みが元々決まっているお仕事はそうじゃないですもんね・・・

でもメーカーによって内部事情はさまざまです(笑)

 

まとめ

2年間という期間のアルバイトでしたが

その後の仕事観に大きく影響した2年間でした。

学生で美容部員のバイトはなかなか経験できることではないし

実践的な経験をさせてもらえたことに感謝しています。

 

いまはコロナの影響からか、美容部員のバイト求人も少ないように思いました・・・

しかし、美容部員のバイトだけでなく美容に関わるバイトはたくさんあるので

そちらからみてみてもいいかもしれませんね。

 

ちなみに、今回は【 化粧品専門店 】でのバイト経験でしたが

美容部員を退職して何年後かに【 化粧品メーカー 】へバイトとして働いた経験もあるので

次回はそれをブログに書こうと思います。

 




【経験者が語る】美容部員になる方法